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第55話 若者に一言
前回の「第54話 転職回数または在籍期間」ではキャンディデイトとしての転職回数の目安や転職の仕方、あまり多くても少なくても年齢と共に、いろいろと難しいという話をさせていただきました。そんな中で、若者の転職の仕方についても、問題があると書かせていただきましたが、今回はそのあたりを少し掘り下げてみたいと思います。

私自身もそうだったのですが、大学を卒業する時に明確にやりたいことが決まっている人はあまり多くはいないのではないでしょうか。そもそも、大学受験に際して、理系か?文系か?どのように進学する大学や学部を決めたのか?甚だ疑問です。私自身の例で申し上げると、国語、英語、社会などの文系の科目よりも数学、物理、化学といった理系の科目が多少できたので、受験で有利な方、つまり理系に行くべきだと指導を受け、自分自身もそう思って、理系に進学しました。たまたま大学院に進学したので、より専門(といっても全然大したことはしていませんが)に近い就職先へと半ばエスカレーター式に進路を決めました。しかしながら、その会社で5〜6年の間、いろいろな仕事や社会経験を積むに従って、どうやら自分はこうした仕事には向かないと感じ始め、結局は転職することに決め、人生の大転換をしました。学生時代にも友人や仲間から、経済学部のほうが向いていたのでは、とよく言われた記憶があります。その当時の転職(今から約25〜6年ぐらい前)には珍しかったと思いますが、新しい人生を歩き始め、また、人生の節々で徐々に軌道修正をして今日に至り、私は幸せだったと思っています。

上記のような実体験を考えるに、最近、新卒で入社した会社を1〜2年で簡単に辞める若者が増えており、その比率は新卒の30%ぐらいになるというのは驚くべき現象と言わざるを得ません。私はあまり若いキャンディデイトには会いませんが、たまに紹介や頼まれてお会いすることもあります。その経験から言わせていただくと、その転職のやり方に、どう見てもポリシーを感じられない転職の仕方をしている人が目立ちます。何のために、今の会社を辞めて次の会社に行くのか、その意味がどう考えても理解できないような転職を繰り返しているケースが目立ちます。

そもそも大学を卒業する時に、社会に出てからの明確な目的意識のない人は、どんな会社に入っても同じではないか?と私は思うのです。どんな会社でも、まずは社会人としてのルールの基礎を学び、チームワークや仕事の厳しさ、仕事を通しての忍耐、慣習、今まで以上の幅の広い上下関係などを学ばなければなりません。仕事の中身そのものは、少なくとも就活をして何度も面接をして決めた限りは、やりたくない仕事ではないはずです。最低5年ぐらいは忍耐してやりぬく根性を持つべきではないでしょうか。どんな会社でも夢のような会社はないし、逆に、ひどすぎる会社もないでしょう。(あったとしても、毎年大量に採用して大量に辞めている会社はすぐに分かります。)会社に少し腰を落ち着けて、社会とは、会社とは、どういう風に構成されているのか、おおよそ理解ができるまでは転職をすべきではないと思います。

周りがある程度見えるようになって、今の会社では自分の夢が実現できない、やりたいことができないと明確に理解できるようになって、初めて、その思いが実現できる会社に転職すればいいと思う。22歳で大学を卒業して、5年後の27歳からでもまだまだ新しい人生はいくらでもやり直しはできます。

このような考え方に立てば、もう少し無意味な転職が減るのではないか。私のような転職のお世話をしている人間が言うのも変ですが、多くの若者が無意味な転職を繰り返すことは、ある意味、日本の国力や経済成長といった観点でもかなりのマイナスではないでしょうか。ケニアのワンガリ・マータイさんが提唱する「MOTTAINAI」キャンペーンではありませんが、毎年約90万人もの大学生が卒業し、その内、約30%の27万人ほどが1〜2年で転職し、その内のまた30〜40%が1〜2年後に転職するというこの構図は本当に「もったいない」と思うのは、私だけでしょうか。

若者に言いたいことは、「最低5年間は何があっても最初の会社で頑張り貫きなさい。そうすればきっと、周りがおぼろげながらも見え、あなたの人生もうっすらと見えてくる!転職のための転職は何の意味もない!」そう肝に銘じていただきたいです。
ファウンダー&パートナー 竹氏 彰
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