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第20話 謙譲の美徳?
第2話の「人生の棚卸」でも書きましたが、ご自身の今までの人生の棚卸をして、何を主にやってきて、何が得意で、将来どんなポジションやロールを担っていたいかといったイメージを持つことは大変重要です。しかしながら、お会いする優秀なキャンディデイトですら、少し勘違いしているようです。「私は自分がこんなに仕事ができる!」「こんなことが得意だ!」といったことを言うのは“はしたない”又は“日本人の持つ謙譲の美徳に反する”ので私は言いたくない、と考えているキャンディデイトが数多くいます。

一見、正論のように思えますが、ここで考えてみましょう。
以前の日本のように、大学を出て入社した会社に終身雇用で働いていれば、社内で配転になる時、特に自分自身のことを何も多く語る必要はありません。周囲の人たちが、良くも悪くもあなたがその会社の他部門で何をして来て、どれだけ実力があるのかは大方わかっています。こういったシュチュエーションでは謙譲の美徳は大切です。何故なら、周囲の人たちが知っているのに、あえてシツコク私はこんな人間だと言うことは、ある意味、自己主張が強すぎるように受け取られるからです。「いえいえ、私はただ一所懸命にやってきただけで、ラッキーでした。」で十分優秀な人材と認知されるのです。
ところが時代は変って、転職が当たり前の世の中になってきて、今度は全く何も知らない会社に面接を受けに行って、同じことが通用するはずもありません。簡単な例は以下の通りです。

営業マンが見込み客のところへ営業として商品を売りに行った時に、その商品を買うことのメリットや成功期待感を相手にもし与えることができなければ、当然クライアントは興味を示さず、買うことはありません。

「転職時における商品はなんでしょうか?」今までこういった質問をされたキャンディデイトは数多くいると思います。すなわち、商品はキャンディデイト自身なのです。キャンディデイトが自分自身のバックグラウンドや強み(バリュー)を短時間で相手に知らせることができなければ、相手にどうやって成功期待感を抱いていただくのでしょうか?
もちろん誤解のないように申し上げますが、できもしないことをオーバートークするのを提案しているのではなく、等身大の自分自身を客観的に事実ベースで語ってほしいと申し上げているのです。オーバートークは入社してから大変なことになりますので、これは絶対にいけません。一方、アンダートークでは、残念ながらパスすることは難しいでしょう!仮に、パスしたとしても、ポジションや年収に不満が残るかもしれません。
このあたりは次回のコラムに譲ります。
ご自身を客観的に語れることは、転職を左右することなのです。
ファウンダー&パートナー 竹氏 彰
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