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第7話 コンサルタントのバリュー |
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キャンディデイトとお話していて、疑問に思うことがよくあります。多くのキャンディデイトは、お会いした時に、ご紹介案件の話がないとびっくりします。「今まで、案件のお話がなかったコンサルタントは初めてです」と言われます。これは大きな間違いです。
キャンディデイトの経歴や実力、今後チャレンジしたいこと、その人間性やケミストリー等をしっかりと理解することなしに、右から左へポジションを紹介できないからです。
何故なら、そんな案件ありきのやり方がとても転職で成功するやり方とは思えないからです。
我々はプロフェッショナルとして、クライアントから厚い信頼を受けて仕事をしています。新しいクライアントのケースでは求められる人物像は中々すぐには把握できませんが、何回かやり取りをやっていれば大体理解できるようになります。
クライアントの求めるスペックに近く、尚且つ求められる人物像に近い人を我々は紹介していきます。また、クライアントはそれを期待していますし、クライアントは我々が紹介した人に対して、貴重な時間を優先的に面接時間として割いてくれるのです。
それはクライアントの採用活動にとって、無駄が少なく最も効率的なやり方だからです。そのため、最初から人事・現場のキーパーソンや役員、中にはいきなり社長面接といった会社もあります。また、多少経歴がブレているキャンディデイトの場合(通常は通らないケース)でも、我々がお会いした限り良い人材だと理解した場合はご紹介します。
資料をクライアントに正式に提出後、クライアントから「竹氏さん、どうしてこの方を弊社に紹介されるのですか?」といった質問を受け、「経歴は美しくないですが、貴社の求めている人材に近い人ですので、騙されたと思って一度会っていただけますか?」と言って会っていただき、結果として採用されるケースもあります。
一方、キャンディデイトにとって、どのコンサルタント会社(誰)から紹介されるのかといった事実は、面接を受ける以前に、クライアントにある程度の成功期待感を与えることになります。キャンディデイトからよく言われますが、「エイドウィズさんからご紹介いただく案件は安心感がありますね。」というのは、我々は大切なキャンディデイトを御紹介する先であるクライアントは極力調べて、我々自身がキャンディデイトとしてチャレンジしたい会社かどうかを確認させていただいております。
その会社にキャンディデイトとしてのチャレンジや夢・将来性を感じ取れるかどうかが大切かと思っています。もちろんバラ色の会社は世の中に存在しませんので、その会社の良い所、悪い所も踏まえて、キャンディデイトにしっかりと情報を伝えます。
たまに、キャンディデイトから「現在、こんな案件の話が来ています。担当コンサルタントに何を聞いても何も教えてくれませんので、竹氏さんこの会社の情報をお持ちではないですか?すいません!」といった問い合わせがきます。そもそもこんなコンサルタントと付き合うこと自体がおかしいのですが、見過ごすわけにも行きませんので私の方で調べて返信を差し上げています。
このようなコンサルタントは何がバリューなのでしょうか?? |
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